2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

5・古代の心と処女の巫女

1 どうしてこの国は、こんなにもしょうもない総理大臣がのさばっているのだろう……多くの人がそう思っているはずだが、べつにそれでもかまわないとやり過ごしている人がいて、選挙に行こうともしない。 この国の民衆社会は、心理的にはひとまず権力社会とは…

天皇の心の闇

1 大阪の選挙で維新の会が大勝利して、いったいこの国はどうなっているのだろうと思うのだけれど、まあ投票率が40パーセントを少し越えるくらいで、右翼的勢力しか投票に行かないのであれば、こうなるのも仕方がない。 右でも左でもない無党派層の「お祭…

色ごとの文化とコンピュータのかなしみ

1 このごろ、人間とAIの違いはどこにあるか、とよく議論されている。 コンピュータは「ON」と「OFF」すなわち「1」と「0」の無限の組み合わせによって動いているのだとすれば、人間の脳というか生きものの命のはたらきは、「OFF=0」だけのはたらきではな…

金が仇の世の中で

1 世の中は金で動いている……それはまあたしかにそうで、世の中を動かしているのは資本家であり、民衆は金に動かされている。そして今どきの権力者もまた、経団連という資本家たちに動かされている。 今や権力者は資本家の使い走りの犬に成り下がっていて、…

令和の生贄

1 山本太郎の「れいわ新選組」のことは書いておかねば、と思った。 僕は政治オンチだから、彼のその行動がどれほどのインパクトを世間にもたらすのかはよくわからないし、その政策の是非を分析できる能力もない。 ともあれさっそくネトウヨたちが寄ってたか…

人恋しさの集団性

1 「令和」という新元号名を聞いても、なんだかなあ、と思うばかりで、もう飽きた。 あんなセレモニーなどただのこけおどしで、それが成功したのか失敗したのか、よくわからない。 もうどうでもいい。 統一地方選挙の結果もなんだか低調で、人々は、どうし…

天皇と民主主義とEUと

ブログを書くといっても、どうやら僕は、その時々のネタを拾いながらそのつど目先を変えて書いてゆく、ということには向いていないらしい。 どうしても一つのテーマを際限なくあれこれ考えていってしまう。 それでまあ直近の関心事としては、元号も変わるこ…

「美しい日本」なんかどこにもない

1 新しい元号が発表された。 「令和」、万葉集の万葉仮名からとったというが、「れいわ」と中国式に読んで、中国式の漢字の意味で体裁をとっているのだから、やまとことばとは何の関係もない。総理大臣は「令和」にはこんな意味があるとかなんとかと吹聴し…